またあなたに初恋します

教室につくといつも決まって遅刻ギリギリで入ってくる慎吾が席に座っていて

私と優子は顔を見合わせて

『慎吾が早い!』

2人同時に慎吾に向かって叫ぶ

「なんや?俺が早く来たらそんなに驚くんか!」

「とも!明日の天気は?」

優子の問いに

「晴れですが残念ながらはずれるでしょう!」

「あちゃーだよね〜」

少し間をおき

「あはははは〜」

優子と2人わらいだす

「相変わらず朝から元気やな2人とも」

「慎吾のせいでしょ!」

「まったくだよ!」

いつもと変わらない2人に少しほっとした

「本当に珍しいじゃない、なにがあったのよ?」

「べ、別になにもないわい!」

「そう?」

今日の慎吾はなにかいつもと違うその答えはすぐにわかった
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