またあなたに初恋します

好きって気持ちは苦しい、でもそれを捨ててしまうことはできない

「・・・好きって難しいなあ〜」

好きって言葉にするのも大変なことで

「私も諦めちゃってるのかな好きを」

初めて沖君に好きって告白したあの日から私は好きって言葉を使わなくなった

『好き』を使うと沖君を思い出すから

もう私の好きがどこにあるのか自分でもわからない

「あの頃は一日沖君のことで頭がいっぱいだったのに」

久しぶりにあの手紙を読んでみる

「もうあの頃の好きはないんだろうな〜」

2人とも中学生になってほんの少し大人になってそのすこしが2人の距離を遠くして

「とにかく今はなるようにしかならないよね!」

そういってベットに入った私
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