またあなたに初恋します
そしていよいよ、修学旅行の日になり
バスに乗り込む私、空いている席を探しているけどやっぱり友達同士とかで座っていて
私も優子のとなりにしようと思っていたけど
「なんでお前が隣やねん!」
慎吾の声がした方を見ると
「いいじゃない!別に!」
「いいわけあるか!友美の隣に座ればええやろ!」
「いいの!」
その前を私が通ろうとすると
「おお!友美!こいつ連れて行ってくれ!」
「いいじゃない、楽しくて仲良くねお二人様」
「うん!」
優子と私は小さくハイタッチ
しかし、困った優子の席が駄目となると他は
1番後ろの席に沖君が座っていて沖くんも私に気づいたようで
「よかったら座る?」
「え?いいの」
「いいよ」
「じゃあお願いします」
席に座ると沖君の肩が私に近くてこんなに近くにいるのは初めてかも
もうさっきからドキドキが鳴り止まない