またあなたに初恋します
「長風呂しちゃったわ〜」
「優子がなかなか上がらないからでしょ!」
クラスのなかで最後でもう次のクラスの子が来ちゃってるし
脱衣所を出たとこで
「おお!友美達やないか」
慎吾と沖君に鉢合わせ
「あ、慎吾」
「今は女子のお風呂の時間なんですがね〜」
優子が私の背中に隠れながら言う
「ば、別にそんなんじゃないわい!雄大とこれやりに来たんや!」
慎吾の指差す先には卓球台があって
「あ〜私もやりたい!」
「しゃあない、相手してやるか、雄大ええか?」
「ああ、いいぞ」
「手加減しないんだからね!」
「それはわいの台詞や!」
そういって2人は卓球台の方へ行ってしまってまた沖君と2人っきりに
「中村さんって髪長かったんだね」
沖君の方から声をかけてくれたものだから少しびっくり
「え、あ!いつも縛ってるからね。変かな?」
「ううん、いつもと違うから。本当に可愛くなったと思うよ中村さんは」
「・・・・ありがと」
長風呂せいか沖君のせいかからだが熱くて熱がでそう