またあなたに初恋します
「はい、これ沖君が買って来てくれたんだ」
優子にお守りを渡す
「ありがと!雄大」
「どういたしまして」
「じゃあもう集合時間になるからみんなで行くぞ!」
「慎吾が仕切ってるし」
「だね」
「ええから行くぞ!」
『は〜い』
そしてその夜
「友美もう寝た?」
「ううん、まだ起きてるけど?」
「今日はごめんねわたしのわがままのせいで」
「いいってその事は」
「頼んだお守りにはすんごい力があるんだって」
「どんな?」
「お守りを持っているだけでも御利益はあるんだけど」
「うん」
「好きな人に直接渡してなおかつ自分もってると必ず2人は両思いになるんだって」
「そうなんだ〜」
「だから本当は二つ買ってきてもらう予定だったんだけど言うの忘れちゃった」
「もう!そこが一番重要重要なとこじゃないの?」
「そうなのよね〜失敗したわ」