俺とおばあちゃんの不思議な関係
たなかな

『あれ…?何で、泣いてるんだろ…?』

(人前で泣く事なんて無いと

思ってたのに…。

っていうか泣くという感情が

まだ残ってたんだな…)


おばあちゃん

『大丈夫?何か気に障るようなこと

言ったんだったら、ごめんなさい!』


俺は慌てて涙を拭き


たなかな

『大丈夫です。

多分、人から料理を美味しいって

言ってくれたのが

自分でも結構嬉しかったんだと思います。

おばあちゃん、今の様な味付けで

他の料理を作っています。

冷蔵庫の中に入れてますので一週間以内に

どの料理も残さず食べ切って下さい。

次来た時にまた別の料理を作りますから』


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