俺とおばあちゃんの不思議な関係
買ってから、さぁ帰ろうって

足を踏み出し、家へと帰る。

家に着く間際になって俺は

何かを忘れていることに気が付いた。


たなかな

(何か忘れているような…。

学校の事・・・?いや、それだったらもう

思いっきりサボってるし

今更行っても放課後だろう・・・。

だとすると・・・、なんだ・・・?

俺にとっては結構重要な事だったような

気が・・・)


チクチクチクチク-------ピコン!


たなかな

『忘れてた・・・。おばあちゃんに食材を

持って行くって言ったんだった・・・!』


(なんでそんな重要な事忘れてた・・・俺)


家は一人暮らしだから、人に分け与える程

買わなくていい。


たなかな

(しゃーない・・・。明日はどうせスーパー

行かなきゃいけないからそのついでに

買おう・・・。

ここまで来て、また出かけるのは

流石に面倒くさい・・・)
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