Kick
〈レオさーん〉



また黄色い声




【悪いね、呼ばれちゃった】




といって去る







「アイツなんなんだよ」




朋稀が呆れたように言う




『とんでもない馬鹿』



「ひどい言いようだな」




朋稀が驚いた顔をした




『でもホントのことだよ』




「まぁな〜。さてとなんか食べようぜ」






『あ、あたしケーキたべたい!』




「太るぞ」






コツンと朋稀があたしのおでこを叩いた





あっちにあるぞ、といって一緒にケーキの前に行くとある一人の女の子が男性にかこまれていた
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