Kick
〈〜ッなによ!美咲、絶対帰らないから!!〉



といってコテージに向かって行った



【…俺部屋あけてくる】



といって朋稀も中に入っていった







【一難去ってまた一難】



【ったく、我が儘娘が…】




大和君とお兄ちゃんがため息をついた



あたしってずるいの?



なんだかよくわからなくなって気付いたら涙が流れてた




あれ…?



とまらないや




ぎゅって蒼に抱きしめられる



【大丈夫だ。澪は最高の女だよ。】



まるであたしの気持ちを読んでいるみたいだ




【美咲になんか負けるなよ!】


【澪ちゃん、俺ら味方だから頼ってよ♪】


みんな優しい




〈…っ!あたし、頑張るから!〉



【よし、バーベキュー続きしようぜ!】


お兄ちゃんは食い足りないっといって肉を焼き始めた
< 125 / 180 >

この作品をシェア

pagetop