Kick
「うまかった!ありがとぉな」


『当たり前のことをしただけだよ!試合控えてるんだし、あたしマネージャーだし♪』




「頼りにしてるぞマネージャー♪」




『まかせて!』




小さく二人で笑い合う




「たのしそーだねー」


『蒼!』


蒼が面白くなさそうな顔をしてあたしのとなりに座った



「悪いな」



「いいよ…あ、これ」



蒼が何かを朋稀に投げた



『なぁに?』



みると飲料ゼリー


「腹へるかなぁって、澪とおなじこと考えた」



頭をかきながらそっぽをむいてしまった



蒼もやっぱり心配なんだよね



どうにかならないかな



このままじゃ、朋稀がダメになっちゃうよ…
< 133 / 180 >

この作品をシェア

pagetop