Kick
ロスタイム
試合の日
スタンドには入れるだけ入っていた
すごい人!
あまりの人数にポカンとしていた
【なにやってんだオマエ】
〈なんでもないよ〉
ん…?
声のした方をふりかえる
【久しぶり…】
〈レオ君〉
美咲のことがあってからしばらく会ってなかった
〈今日は負けないからね〉
あたしの笑顔に驚いたみたい
キョトンとしていた
「お、澪!いいところに」
「こっちおいで」
『わ、ちょ、な…何?』
「はーいとるよ、いちたすいちは?」
「『にぃ♪』」
パシャ
わけのわからないまま笑顔をつくった
『写真?』
「うん、試合前ってとるじゃん」
「記念だよ」
そういった朋稀はなんだか悲しそうだった
スタンドには入れるだけ入っていた
すごい人!
あまりの人数にポカンとしていた
【なにやってんだオマエ】
〈なんでもないよ〉
ん…?
声のした方をふりかえる
【久しぶり…】
〈レオ君〉
美咲のことがあってからしばらく会ってなかった
〈今日は負けないからね〉
あたしの笑顔に驚いたみたい
キョトンとしていた
「お、澪!いいところに」
「こっちおいで」
『わ、ちょ、な…何?』
「はーいとるよ、いちたすいちは?」
「『にぃ♪』」
パシャ
わけのわからないまま笑顔をつくった
『写真?』
「うん、試合前ってとるじゃん」
「記念だよ」
そういった朋稀はなんだか悲しそうだった