Kick
悩んだり落ち込んだりしたら中庭でボールにさわる



なんかそれが1番癒される時間




中庭から見える月がすきでちっちゃいころ毎日きてた場所




「澪?」

『朋稀…どうしたの?』


朋稀もお兄ちゃんみたいに困った顔をしてた



「ん、ちょっと悩みごと。」

『あたしに言えないことなんだ』


朋稀はいつもそう。


あたしに言いにくいことははぐらかす




「…はぁ、言うからすねんなよ。俺さ、告られたんだよ」

『〜!!だ…誰にッ?』


なんか動揺してる自分がいやだなぁ


「それがやっかいなのにつかまっちゃって…」




朋稀がやっかいというと一人しかいない


『まさか…!美咲?』


「あぁ」


えぇ〜?!
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