蝶鬼姫
私は再びケータイの電源をつけた
今は休憩時間だが、10分ちょいで
2時限目が始まる

「ちょっと急ごう!行こう!」

私は思いっきり彼女を名前で呼んだ

「真姫!」

真姫は少し驚いたが嬉しそうに
ほほえんだ

「うん!唯!」

私も名前を呼ばれてちょっぴり
嬉しかった

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