蝶鬼姫
突然真姫がしゃべりだした

「加藤さん…私でよかったら
よろしくっ…!」

えへへ…と照れながら真姫は
言った

凛は心臓をハートの矢に
刺されたように固まった

「かっ…かわいいっっ!!!」

「へぇ…?」

ぎゅうっ…!と凛が真姫に
抱き付いた

そこで私は倒れそうになった
…なんだこのかわいい生き物は…!

「わっ!加藤さん!?」

「よろしくねっ!真姫ちゃん!」

と一旦抱きしめるのをやめた

「私のことは凛でいいよ!」

「じゃあ…よろしくね、凛ちゃん!」

「あ~ん!もうかわいいなぁ~
真姫はっ!」

またぎゅう!と真姫に
抱き付いた

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