蝶鬼姫
正直嬉しかった

助けてくれて嬉しかった

声をかけてくれて
嬉しかった

だからあの時みたいに
ならない様に……

すこし昔の事が
脳裏に思い出した

「あーあ……やな事考えちゃった
ご飯作ろーっと!」

そう言って私は
ベッドから降りて
キッチンに向かった
< 51 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop