蝶鬼姫
蝶鬼姫参上

~真姫side~

唯と出会ってから翌日の朝

私は部屋で自宅から出る
準備をしてた。

人ひとり写る鏡の前に立つ。

よし、髪も服装も完璧!

なんせお店に飾ってあった
マネキンが着てたやつを
すべて購入したからだ。

ファッションセンスのない私には
この選び方がピッタリだ。

正直まだ約束の時間から1時間も
あるけど楽しみすぎて仕方ない。

「ふあぁ~…」

…そして楽しみすぎて
寝不足にもなった。

ただ友達と遊ぶにしては大袈裟
過ぎるが…

友達と遊ぶのは小学校以来。
兄があれだから近寄る同級生は
まずいなかったし、ましてや先生
達も近づいてこなかった。

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