蝶鬼姫
「よーし決まりだ!さあついてこい!!」

―グイっ!

「うわ!?」

1年前を思い出してた私は不意に現実に
戻された

金髪の男に腕を引かれてる

「ちょ…やめてください!!」

抵抗するが、やはり男の力にはかなわない

嘘!!もういや…!
あのくそ兄貴!!!

「だ…誰かぁ…!」

誰でもいい…!た、助けて!!!

目をつむった もう背けたい現実に…

―ドカっ! 

腕が捕まれてた手が離れた

不意に力が抜けて地べたに座り込んだ

静かに目を開けて見たのは
さっきまで私の腕を掴んでた金髪の男が
仰向けになって倒れてた

そして1つの影

影の主が口を開き言った
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