午前6時の日の出
そのときだった。

遠くから聞こえたはずの地鳴りが近づいてきた。
その間隔は徐々にせばまり、そして僕の部屋の前で止まる。

ドアが外れそうな勢いであけられ、そこには般若のような顔をした親父が立っていた。
< 4 / 10 >

この作品をシェア

pagetop