守ってダーリン!
5.繋がる想い
「じゃあ、市谷さんの退院を祝って、カンパーイ!」
龍平くんの掛け声が響くと、グラスを合わせる音がそこここから聞こえた。
本日、無事に退院を果たした市谷さん。
明日からすぐに職場復帰するそうで、忙しくなるから、と、退院当日の夜にそのまま快気祝いが開かれることになった。
会場は「7 luxe」なのだけど、『今日は完全にお客さんに徹していいからね』と伊佐子さんが言ってくれている。
出席者は、市谷さんの同僚の刑事さんたちのほか、関係者、ということで私と玲奈と・・・お姉ちゃんも一緒に呼ばれていた。
「ほんとに、私まで来てよかったのかな。」
ワイングラスを揺らしながら、疑問のように姉は言う。
「うん。オジサンたちのリクエストだからって、龍平くん、言ってたし。」
私が病院を退院した日。
あの日私は、お姉ちゃんと一緒に市谷さんの面会に訪れた。
その時、病室にいた刑事さんたちの間でも、お姉ちゃんのことは「美人だ!」とかなりの評判になったそうで。
今回の市谷さんの快気祝いには、「ぜひお姉さんも!」と、刑事さんたちから熱い要望があったと龍平くんから聞いている。
(妹の私が言うのもなんだけど・・・確かに、いるだけで華になるもんね。)
龍平くんの掛け声が響くと、グラスを合わせる音がそこここから聞こえた。
本日、無事に退院を果たした市谷さん。
明日からすぐに職場復帰するそうで、忙しくなるから、と、退院当日の夜にそのまま快気祝いが開かれることになった。
会場は「7 luxe」なのだけど、『今日は完全にお客さんに徹していいからね』と伊佐子さんが言ってくれている。
出席者は、市谷さんの同僚の刑事さんたちのほか、関係者、ということで私と玲奈と・・・お姉ちゃんも一緒に呼ばれていた。
「ほんとに、私まで来てよかったのかな。」
ワイングラスを揺らしながら、疑問のように姉は言う。
「うん。オジサンたちのリクエストだからって、龍平くん、言ってたし。」
私が病院を退院した日。
あの日私は、お姉ちゃんと一緒に市谷さんの面会に訪れた。
その時、病室にいた刑事さんたちの間でも、お姉ちゃんのことは「美人だ!」とかなりの評判になったそうで。
今回の市谷さんの快気祝いには、「ぜひお姉さんも!」と、刑事さんたちから熱い要望があったと龍平くんから聞いている。
(妹の私が言うのもなんだけど・・・確かに、いるだけで華になるもんね。)