守ってダーリン!
「ふう・・・。とりあえず、なんとか生活できる感じにはなりましたね。」
市役所から新居に戻った私たちは、当面必要な物品を、段ボールから取り出した。
いくつかの段ボール箱が空になると、部屋にはなんとなく生活感が漂い始める。
「夕食、出前でもとろうか。外に出るのも、もう面倒だろ。」
「そうですね。うーん・・・じゃあ、せっかくだから、お寿司でもとりましょうか。」
「そうだな。」
ポストにチラシが入っていたお寿司屋さんに電話をかけると、30分ほどですぐに配達してくれた。
新しい机を買うまでは、と彼の家から持ってきておいたローテーブルの上に、お寿司の桶を二つ並べる。
まだカーペットを敷いていないフローリングに直接座って食べるのは、ちょっとヒンヤリするけれど。
いかにも引っ越し当日という雰囲気で、なんだか不思議と楽しかった。
お寿司を食べ終えた私たちは、もうひとがんばりしようと気合を入れ、新しい段ボールの箱を開ける。
夢中で作業をしていたものの、ふと時計を見てみると、23時を過ぎていた。
(わ!もうこんな時間!市谷さんは明日仕事だもんね。
そろそろお風呂の用意しないと。)
市役所から新居に戻った私たちは、当面必要な物品を、段ボールから取り出した。
いくつかの段ボール箱が空になると、部屋にはなんとなく生活感が漂い始める。
「夕食、出前でもとろうか。外に出るのも、もう面倒だろ。」
「そうですね。うーん・・・じゃあ、せっかくだから、お寿司でもとりましょうか。」
「そうだな。」
ポストにチラシが入っていたお寿司屋さんに電話をかけると、30分ほどですぐに配達してくれた。
新しい机を買うまでは、と彼の家から持ってきておいたローテーブルの上に、お寿司の桶を二つ並べる。
まだカーペットを敷いていないフローリングに直接座って食べるのは、ちょっとヒンヤリするけれど。
いかにも引っ越し当日という雰囲気で、なんだか不思議と楽しかった。
お寿司を食べ終えた私たちは、もうひとがんばりしようと気合を入れ、新しい段ボールの箱を開ける。
夢中で作業をしていたものの、ふと時計を見てみると、23時を過ぎていた。
(わ!もうこんな時間!市谷さんは明日仕事だもんね。
そろそろお風呂の用意しないと。)