守ってダーリン!
「里佳」

熱い息とともに響く、彼の声に身体が火照る。

全てを知る彼の手に身体の奥まで触れられると、私の意識はどこまでも、真っ白な世界へ落ちていく。

「・・・ん・・・っ」

息が上がる私のおでこに、直くんは触れるくらいのキスをする。

「・・・かわいい、里佳」

目を細めて私を見つめる彼の瞳は、たとえようのないくらい、愛しさに満ち溢れていて。

私の胸は、ときめくように未来を感じる。

彼はきっと、今までも、これからもずっと変わらない。

そして私も。

彼への気持ちは、きっとずっと変わらない。

優しくて甘くて、ヤキモチ焼きな彼への想い。


(やっぱり・・・大好き)


私はそんな気持ちを込めながら、大きな背中を抱きしめた。






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