守ってダーリン!
助けてもらったお礼をして以来、市谷さんには会ってない。
あれからもう2週間。
ふと、思い出してしまうことはあるけれど。
あれだけ熱心にすすめていた玲奈や龍平くんからも、何も声はかからない。
きっとそれは、市谷さんがこれ以上の関係を望んでいないっていうことだろうなと、さすがの私にも察しが付く。
あんな人が彼氏だったらステキだなって、うっかり想像してしまうことはあるけれど、自分からなにかする勇気は私にはなく・・・。
気になってないって言ったら嘘になるけど・・・憧れみたいな感じかな、と私は思う。
どちらにせよ、もう会うことがないのなら、なにも始まることはないわけだけど。
そんなことを考えていると、姉はにやにやと私を見た。
「あ、いるんだ?気になってる人。」
「ちが・・・。そういうんじゃなくて。」
「えー?でも、誰か思い浮かべてる感じだったけど?」
「そ、それは・・・。」
「まあまあ。うまくいったら紹介してよ。カズくんとダブルデートしよ?」
そう言って、姉はまた色っぽく微笑む。
(ダブルデートかあ・・・。)
市谷さんはさておいて。
いつか、そうやって彼氏を紹介できる日がくるといいな、と、私は頭の中で夢を見た。
あれからもう2週間。
ふと、思い出してしまうことはあるけれど。
あれだけ熱心にすすめていた玲奈や龍平くんからも、何も声はかからない。
きっとそれは、市谷さんがこれ以上の関係を望んでいないっていうことだろうなと、さすがの私にも察しが付く。
あんな人が彼氏だったらステキだなって、うっかり想像してしまうことはあるけれど、自分からなにかする勇気は私にはなく・・・。
気になってないって言ったら嘘になるけど・・・憧れみたいな感じかな、と私は思う。
どちらにせよ、もう会うことがないのなら、なにも始まることはないわけだけど。
そんなことを考えていると、姉はにやにやと私を見た。
「あ、いるんだ?気になってる人。」
「ちが・・・。そういうんじゃなくて。」
「えー?でも、誰か思い浮かべてる感じだったけど?」
「そ、それは・・・。」
「まあまあ。うまくいったら紹介してよ。カズくんとダブルデートしよ?」
そう言って、姉はまた色っぽく微笑む。
(ダブルデートかあ・・・。)
市谷さんはさておいて。
いつか、そうやって彼氏を紹介できる日がくるといいな、と、私は頭の中で夢を見た。