守ってダーリン!
「本当ですか?」
「うん。」
「よかった!」
心の底からほっとして、うれしくて、私は思いっきり笑顔になった。
ふと、顔を上げた市谷さんと視線が絡まる。
私はドキッとしてそのまま彼を見つめたけれど、一瞬眉を動かした市谷さんは、すぐに目をそらしてしまった。
「・・・やっぱり、キミはもう少し警戒心を持った方がいい。
よく知りもしない男の家に一人で来るとか。
あんまり褒められたことじゃない。」
「えっ・・・?」
(警戒って・・・そういうこと!?)
ここに来るまで、市谷さんに怒られないか、とか、ごはん食べてくれるかな、とか、そんなことばかり考えていたから、そういう・・・警戒心を抱くなんて考えは、全くなかった。
「えっと・・・その・・・龍平くんの先輩だし、病人だし・・・。」
とりあえずの思いを伝えると、市谷さんは厳しい顔つきで私を見る。
「桐島の先輩だろうが病人だろうが、キミ自身はオレのこと、ほとんどなにも知らないだろ。
危なっかしくてたまらないな・・・。」
ため息交じりに彼が呟く。
「うん。」
「よかった!」
心の底からほっとして、うれしくて、私は思いっきり笑顔になった。
ふと、顔を上げた市谷さんと視線が絡まる。
私はドキッとしてそのまま彼を見つめたけれど、一瞬眉を動かした市谷さんは、すぐに目をそらしてしまった。
「・・・やっぱり、キミはもう少し警戒心を持った方がいい。
よく知りもしない男の家に一人で来るとか。
あんまり褒められたことじゃない。」
「えっ・・・?」
(警戒って・・・そういうこと!?)
ここに来るまで、市谷さんに怒られないか、とか、ごはん食べてくれるかな、とか、そんなことばかり考えていたから、そういう・・・警戒心を抱くなんて考えは、全くなかった。
「えっと・・・その・・・龍平くんの先輩だし、病人だし・・・。」
とりあえずの思いを伝えると、市谷さんは厳しい顔つきで私を見る。
「桐島の先輩だろうが病人だろうが、キミ自身はオレのこと、ほとんどなにも知らないだろ。
危なっかしくてたまらないな・・・。」
ため息交じりに彼が呟く。