守ってダーリン!
(これは完全に・・・好きになっちゃった感じだよね・・・。)
ふわふわと浮き立つような気持ちで、私は帰り道を歩いていた。
名前を呼ばれただけで好きになるなんて、我ながら、どこまで単純なんだろう。
(ううん。それだけじゃないか・・・。)
照れながら言ってくれた言葉。
最後に見せてくれた表情。
今までだって、ちょっと怖そうだけど、どこかやさしい気がしてた。
ドキドキと、胸が鳴る。
新たに芽生えた感情に、ときめきが溢れてくるけれど。
(市谷さんは、私のこと・・・どう思っているのかな。)
彼が好きになってくれるなんて、かなり高望みな気がしてしまう。
龍平くんたちは、お似合いだなんて言ってくれるけど・・・。
(・・・って、龍平くん!!)
私ははっと思い出す。
帰宅すると、これだけは言わなくちゃと、龍平くんに早速抗議の電話をかけた。
「もう!龍平くん、ひどいよ!!」
「いやー、ごめんごめん!
正直に、市谷さんに内緒とか言ったら、絶対に断られるなーと思って。」
「断るよ、普通。」
「いや、ほんとごめん!
結果オーライってことで許してよ。」
ふわふわと浮き立つような気持ちで、私は帰り道を歩いていた。
名前を呼ばれただけで好きになるなんて、我ながら、どこまで単純なんだろう。
(ううん。それだけじゃないか・・・。)
照れながら言ってくれた言葉。
最後に見せてくれた表情。
今までだって、ちょっと怖そうだけど、どこかやさしい気がしてた。
ドキドキと、胸が鳴る。
新たに芽生えた感情に、ときめきが溢れてくるけれど。
(市谷さんは、私のこと・・・どう思っているのかな。)
彼が好きになってくれるなんて、かなり高望みな気がしてしまう。
龍平くんたちは、お似合いだなんて言ってくれるけど・・・。
(・・・って、龍平くん!!)
私ははっと思い出す。
帰宅すると、これだけは言わなくちゃと、龍平くんに早速抗議の電話をかけた。
「もう!龍平くん、ひどいよ!!」
「いやー、ごめんごめん!
正直に、市谷さんに内緒とか言ったら、絶対に断られるなーと思って。」
「断るよ、普通。」
「いや、ほんとごめん!
結果オーライってことで許してよ。」