守ってダーリン!
新しい施設だけあって、シートも広く、フルフラットになって快適だ。
照明が徐々に暗くなり、私はシートを倒してみる。
ふと右隣を見ると、同じくシートを倒した市谷さんと目が合って、心臓が、飛び出すように音を出す。
すぐに視線をそらしたけれど、頬は、みるみる熱くなっていく。
(ちゃんとしたカップルだったら・・・ここで、手をつないだりするのかな。)
ドキドキしながら、そんなことを考える。
居酒屋デートのとき、市谷さんは、「次に会ったときにちゃんと言うから」って、言ってくれた。
(それは・・・告白って思って、いいんだよね?)
期待に胸を膨らませていると、場内の照明が全て落とされた。
少しずつ、真っ暗な空間に星の光が灯っていく。
いくつもの星座が夜空を彩り、私たちを照らすように光を放つ。
(わあ・・・きれい・・・。)
日常では見ることのできない、満天の星空。
それは、涙が出るほどにきれいで、異次元に迷い込んだように目に映った。
真上に広がった夜空の光。
その光に吸い込まれるように、私はずっと、その星空を眺めていた。
照明が徐々に暗くなり、私はシートを倒してみる。
ふと右隣を見ると、同じくシートを倒した市谷さんと目が合って、心臓が、飛び出すように音を出す。
すぐに視線をそらしたけれど、頬は、みるみる熱くなっていく。
(ちゃんとしたカップルだったら・・・ここで、手をつないだりするのかな。)
ドキドキしながら、そんなことを考える。
居酒屋デートのとき、市谷さんは、「次に会ったときにちゃんと言うから」って、言ってくれた。
(それは・・・告白って思って、いいんだよね?)
期待に胸を膨らませていると、場内の照明が全て落とされた。
少しずつ、真っ暗な空間に星の光が灯っていく。
いくつもの星座が夜空を彩り、私たちを照らすように光を放つ。
(わあ・・・きれい・・・。)
日常では見ることのできない、満天の星空。
それは、涙が出るほどにきれいで、異次元に迷い込んだように目に映った。
真上に広がった夜空の光。
その光に吸い込まれるように、私はずっと、その星空を眺めていた。