博士と渚くん
本音キャンディー③


「ここ、どこ…」

気付けば見覚えのない場所を歩いていた。
近くにあった小さな公園で休憩。

いつの間にか空は真っ暗。動悸が治まらない。

携帯も置いて来ちゃったから道わからないし、道がわかったところでこんな夜道を歩けない。


まったく、自分の浅はかすぎる脳をどうにかしてやりたいよ。
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