博士と渚くん
「間違ってたらごめんね。
渚くん、もしかして私とあの人のこと知ってたの?」

「……あはっ」

「笑ってごまかさないでよ」

「兄ちゃんに聞いたし? そりゃ事情知りもしないのに毎日博士の面倒なんてみてらんないって話」

「な、なんっ!」

知っててあんな行動したの?
私だけじゃなくて渚くんだって危なくなるような行動だった。

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