博士と渚くん


王と王妃、そして王子の待つ大きな部屋に通されました。

村娘を見た者はみな、息を呑む美しさを覚えました。

王は村娘に言いました。

第5王子と婚姻を誓え、と。
村娘は胸の奥にしまった恋心を抑え、笑顔で頷きました。

< 56 / 148 >

この作品をシェア

pagetop