博士と渚くん

「準備万端! あとは司さんが来るだけ!」

グツグツと煮込まれる鍋。美味しそう。

ちなみに私は一切手を出していません。全て渚くんの力です。

「博士も料理くらい出来るようにならないと、結婚出来ないよ?」

「料理できる人と結婚するから大丈夫」

「その甘えた考えが人を堕落させるんだろうなぁ」

……グサリ。
渚くんの言葉は見事、私の心にクリーンヒットした。

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