銀次伝説【夜露死苦米威米!】
入学式がはじまってしばらくして



さっき俺の後ろにいた銀髪の野郎が入ってきて俺の前に座った



俺の前を横切る時に奴の拳が血で赤く染まっているのが見えた


さっそくやったのかコイツ…



仕方ねーやろーだ


そう思いながら入学式は終わり


クラスに戻った



銀髪の野郎は同じクラスでしかも俺の前の席だった


名前は南


なんだか気にくわねぇ…



俺はさっそく南に声をかけるフリをして心の中で話しかけた


(朝、先輩たちと何やってたんだ?)

南は俺のほうを向くと

「あ?」


そっけなく返されてしまった


きっと緊張しているんだな



そう思っていると教室に先輩が乗り込んできた



「てめぇさっきはよくもやってくれたな。ちょっと屋上までツラ貸せや!」


そう言って先輩たちと南は屋上に上がっていった
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