好きということ


「あの...」

「優奈ちゃん ちっこいね」


ギュッ...


「 っ!?」



なにこれなにこれ!?




私いま...



優さんに抱きしめられてる!?




「ドキドキしてる〜」


「かっ 、からかわないでください!」


そう言って離れようと腕を押したけれど
ビクともしない




ねぇーどうしたの!?



優さんには あさひさんが居るのに

こんな事しちゃダメだよっ





「優さん ?」




そう問いかけたら ぱっと
腕が離れ 私は解放された




「 優奈ちゃんが余りにも可愛く見えたからさ〜」




ごめんごめんと言いながら ソファーに戻って行った



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