好きということ

それがわかるのは それから

二時間後のことだ...






すっかり 日もくれ 時間は6時を回っていた

それは 少し郊外を歩いていたときだ

「ここら辺にね観覧車あるらしいよ」



「観覧車!?」



「乗りたい?」


「あ、えっと」


子供っぽいとか思われないかな

大丈夫かな


ギュっ...


「行くよ観覧車。乗りたいでしょ?」



「乗りたいです!」




つないだ手、

そこから ドキドキがばれないといいけどな〜




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