君と指切り〜桜

生田は一緒に来ると言ったが今度は強く言い聞かせた。


相田は心なしか嬉しそうに後部座席に乗り込むと、ずっと外の景色を眺めていた。


辺りは薄暗くライトアップした桜並木の道をまた通る。


ここは通勤でも通い慣れた道。



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