女総長、いざ参らん!



私は木刀を置いたあと土方に言った。


裕「これでいいよな?」


土「チッ...。

あぁ。
一ノ瀬裕紀、お前を隊士にすることを認める。」


勝ったな。

こんくらい余裕だな。




私がいい気になるのはそれはほんの一瞬だった。


土「あ、部屋は空き部屋がねぇから誰かと相部屋な。」


裕「は?」


え、コイツ何言ってんの?

私が女だってこと知ってるよな?


頭おかしいんじゃねぇの?

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