女総長、いざ参らん!


それにいち早く反応した平助がもぐもぐと食べ始め、それに続きほかの人も食べ始める。


「ゴホッゴホッ!!」


どこからか咳き込む声が聞こえたかと思うと他の所からもそんな声が聞こえてきた。


私が不審がっている中、隣にいる沖田はクスクスと笑っている。


あぁ、なるほどね。


私は沖田の様子を見て饅頭に何か仕込んだなと察した。



その予感は的中した。


土「そ、総司、この饅頭の中何を入れやがった?!」


沖「山葵ですよ〜。土方さんのにはみんなの倍入れておきました☆
あ、近藤さんのは普通の饅頭ですからご心配なく〜。」

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