女総長、いざ参らん!



─────────

〈IN 道場〉


ガラッ


祐「すみません!遅れました!」


私が遅れて道場に来ると勢い良く襖を開けすぎたせいかそこにいた全員がこちらに視線を向けた。


私が遅れたのは沖田の道着がでかすぎたから。

なんとか小さいのを見つけたけど沖田は物の管理が苦手なのか押入れの中がぐちゃぐちゃだった。

よくあれで生きていけるなと思う。


そういえば、なんか道場にいる隊士が多い気がする。

こんなに戦うのか。


そう思っていたがどうやら違うみたい。

本当に戦う人もいるみたいだけど大体はギャラリーみたいだ。

少し燃えてきた。

ギャラリー多い方が気分が上がる。


隊士A「おィ、一ノ瀬!早くこっちに来い。」


そう言ってきた隊士Aは木刀を2本持っている。

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