女総長、いざ参らん!



脅迫紛いの説明に原田は身を震わせながらも頷く。


祐「じゃあ、いきますよー。」


そう言うのと同時に手を前に伸ばす。

するとスマホの画面に私と原田が写る。


祐「はい、チーズ!!」

カシャッ


私の言葉と同時にシャッターを切る音が聞こえる。


私はアルバムから今撮った写真を見る。


お、原田ちゃんとわらってる!


原「おィ、何したんだ?」


そう言い、原田は背を丸めスマホの画面を覗いてきた。


祐「写真ですよ。ほら。」


私は原田にスマホを渡す。

< 173 / 273 >

この作品をシェア

pagetop