女総長、いざ参らん!


祐「ッ…!!!」


原田は…彼らはこの時代でしか生きられない人達。

私が変に未来のものを使ったせいで期待を持たせがっかりさせてしまったと思い後悔した。

だけど、原田はそんなこと気にもせずにこれだけでも知れてよかったと言ってくれ、優しく頭を撫でてくれた。


毎度毎度、彼らの温かさには助けてもらっている。


原「他のやつらとも写真撮ってこいよ!絶対みんな喜ぶぜ!」


ほらね。

こんな風に私の不安を取り払ってくれる。

此処にいる人たちはみんなそうだ。


そんなみんなに私は出来る事を全てやろうと思う。


祐「はい!では、早速行ってきます!!」


私は笑顔でそう言い、走って次なる人達のとこへ向かっていった。



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隊士「原田組長!さっきの巡察の件ですが…」

原「…。」

隊士「組長?」

原「あの笑顔は反則だろ…////」ボソッ

そういった原田は片方の手の甲で口を覆い真っ赤な顔を隠していた。


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