女総長、いざ参らん!


「はぁ!!!! えぃ!!!! やぁ!!!!」


私が今向かっているのは道場。

今ここでは二番隊と八番隊が稽古をしている。


平「あれぇ?裕紀じゃん!」

永「おっ!意外だな。」


平助と永倉が私に気づいたようで手を振ってくれる。

私は二人に向かって叫ぶ。


祐「へーすけー!永倉さーん!
今こっち来れますかー?」

永「おー!」

平「今行くー!」


二人は走ってこっちに向かってきてくれた。

私はあらかじめカメラを設定しておく。


平「どーしたんだ?」

祐「一緒に写真撮ろうと思って!」

永「そんなことできんのか?」


疑いを持つ目でこっちを見てきた。

それもそのはず。

この時代からしてみれば写真はわざわざ写真館にまで行かなきゃならないから。


こうゆうところで時代を感じるんだよな。


祐「余裕です♪」

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