女総長、いざ参らん!
ガラッ ピシャリ
私は部屋に入ろうと思い襖を開けたがが、止めて閉めた。
そして私はどこか他の場所に行こうと歩こうとする。
沖「どうしたんですか?裕紀ちゃん。」
ピョコっと出てきた沖田の格好は上半身裸だ。
祐「どうしたじゃないですよ!さっさと服着て下さい!私が閉めた意味ないじゃないですか!セクハラで訴えますよ!?」
一気に大声を出したせいか肩が上下する。
お気づきかもしれないが、先程襖を開けた時に沖田は着替えていたのだ。
だから閉めたというのに、コイツは着替え終わりもせず、寧ろそのまんま出てきた。
これでは私のした事の意味が無い。
そういえば、拓真たちもそうだった。
喧嘩したあとに汗かいたからってしょっちゅう脱いでた。
沖田もみんなも、私が女だってことを忘れないでほしい。
沖「せくはらって何ですか?」
あ、そこだけですか。
他はスルーなんですね。
苛立ちを超えて呆れてきた私はどうでもいいというように部屋に戻もうと足を進めながら説明する。