女総長、いざ参らん!
沖「それより、今日はどうしたんですか?」
裕「何がですか?」
沖「いつも僕より早く起きてるのに今日は寝坊してるじゃないですか。」
裕「え、嘘?!」
沖「本当です。もう皆朝餉を食べ始めてるんじゃないですか。」
マジですか…
私がこの時代に来てから一週間が経った。
布団は今は二つあるから別々で寝ている。
朝はいつも私が先に起きているので沖田を起こしていたんだが今日は立場が逆だ。
夢が原因か…?
あの夢は本当にただの夢なのか…
それとも未唯さんが言ってたことが事実で私に不思議な力があるの…?
……
私は暫く考えたが答えはわからないままだった。
沖「それより早く朝餉食べに行きましょうよ〜」
裕「あ、はい。」
そう言い、私達はお互い後ろ向きで着替え居間へ移動した。