女総長、いざ参らん!
それに続き全員に酒を注ぐ。
最後に山野に注ぐと不思議そうに聞いてきた。
山「一ノ瀬さんは飲まないんですか?」
裕「俺は酒が好きじゃないから。」
. .
そう言うと私は何かを感じ、本能的に危ないと察知しすぐ立ち去ろうとする。
しかし、三馬鹿に止められた。
平「えー!!! せっかくなんだし飲もーぜ!!」
左「そーだ!! そーだ!!」
新「飲んでみたら案外うまいかもしれないぜ?」
左「そーだ!! そーだ!!」
三人に詰め寄られて戸惑う私。
山野は止めようとしてくれてるが相手が組長だから強く言えない。
唯一の救いの斉藤も土方のところに行ってしまった。
どうしよう…
平「ほら!」
平助がお猪口を差し出してきた。
私は仕方なく受け取り、少しずつ自分の口の中に運ぶ。
その瞬間、喉が熱くなり頭がクラクラしてきた。
ヤバい!!!
そう思ったときにはもう遅く、私の意識は遠のいていった。