女総長、いざ参らん!



はっ!!しまった…。


つい、声に出してしまった。


この癖直さねぇとな。


と、思いつつ周りの視線が痛いのと、さっきの喧嘩中からやけに殺気を立てて見てくる奴がいるので走って逃げることにした。


そしたら、相手も追いかけてきた。


見たことのある羽織を着ている。


なんだったけな?


んま、いっか。


私は最初は焦ったものの、すぐに冷静になった自分がすごいと感心した。



て、考えてる場合じゃねえな。


さっさとまかなきゃ。



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