女総長、いざ参らん!



しばらくして俺は現実に引き戻された。



相手の連中はオドオドしている。

恐らく、本当に人を撃ったのは初めてなんだろう。


今まで脅しの道具としてしか使ったことがなかったから。




俺は相手の総長を今までに出したことのないぐらいの量の殺気を出して相手を睨み






『殺してやる』






そう言った。



俺の記憶はここで途切れた。




拓真SIDE END
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