女総長、いざ参らん!
私はしばらく黙った。
本当に教えてもいいのか、と。
まぁ、悪気があってしたわけじゃないってことなんだけど、向こうの人が痺れを切らしたみたいで、
?「早くしないと斬っちゃいますよ?」
またあの笑顔で言ってきた。
いい加減やめて欲しいな。
そう思っている反面、相手の態度にイラついた私は
裕「知らない人に名前教えるわけないじゃないですか。
それに、人にものを聞くときは自分からじゃないんですか?
そんな事もわからないんですか?
それと、斬りたいなら斬ればいいじゃないですか。」
挑発気味に言った。