女総長、いざ参らん!



─ガラガラッ

私がドアを開けたら教室が静まった。


そりゃ、そうなりますよねー。

だって私、学校では地味子だもん(笑)


しかも、ここの学校は結構勉強のレベルが高いからサボる人なんて滅多にいない。

ま、私からしたらどうってことないけど。


私はできるだけ周りの目を気にしないように席についた。


私の席は窓側の一番後ろ。


めちゃくちゃいい席なんだよね♪



「あ、裕紀じゃん。はよー。」
「本当だ!おはよー!」
「……。はよ。」
「遅刻だぞー!!!」


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