雨音で奏でて…二人きりの世界
日曜の朝…

届いたメールの内容は

芽里が不安に感じてるのは

俺が悪いからだと

社内恋愛禁止じゃ無いんだから…

堂々としていて欲しいとも

何かあったり言われたりしたら

直ぐに話して…確かめ合おうって

もう、それだけで不安が

吹き飛ぶのだから

我ながら単純だと笑う事ができる

愛されている実感と安心感

甘さたっぷりの拓真君に…

もう…好きが溢れている

こんなスピードで
人を好きになれるなんて

不思議だよね…

恋愛が始まるときなんて

そんなもんじゃ無いの?と聡子は笑う

けど…ね

この日から私はどっぷりと

拓真君との恋愛に嵌っていく事になる




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