雨音で奏でて…二人きりの世界
「秘書課はもちろんですけど
受付嬢たちも、営業事務の子たちも
メリ先輩に憧れてますからね〜
そこら辺は応援団ですよ!
それに…メリ先輩ならって子
多いですから自信持ってください」
月曜日の会社は年下の子たちに
励まされ、応援されて
はじまった…
須賀くんが小田メリに一途な想いを
寄せている事は
暗黙の了解だったからな…と
人事部の健吾にも、
同じくシングルだった繁之にも
パソコンメールでお祝いされて…
もう!せめて携帯にしてよね!
なんて返事をしてるなんて…
幸せなことです…本当に
張り切って作ってきた
お弁当を渡すのに
まるで学生みたいに恥ずかしくて…
数メートル先から小さく手を振り
小走りで近づく拓真君の
にやけた顔が可愛い…
「お疲れ様です。小田さん」
「須賀くんの方こそお疲れ様
これ…食べて」
「まさか!!
お弁当作ってくれたとか?」
「はい、そのまさかです
私意外と…独占欲が強いみたいで
ごめんね急に…」
まわりの目を
心配してる割には
アピールしてて矛盾だらけだけど…
「帰りは?俺たぶん…
9時ごろになるけどウチで待てる?
それとも迎えに行った方がいいなら
そうするけど…」
受付嬢たちも、営業事務の子たちも
メリ先輩に憧れてますからね〜
そこら辺は応援団ですよ!
それに…メリ先輩ならって子
多いですから自信持ってください」
月曜日の会社は年下の子たちに
励まされ、応援されて
はじまった…
須賀くんが小田メリに一途な想いを
寄せている事は
暗黙の了解だったからな…と
人事部の健吾にも、
同じくシングルだった繁之にも
パソコンメールでお祝いされて…
もう!せめて携帯にしてよね!
なんて返事をしてるなんて…
幸せなことです…本当に
張り切って作ってきた
お弁当を渡すのに
まるで学生みたいに恥ずかしくて…
数メートル先から小さく手を振り
小走りで近づく拓真君の
にやけた顔が可愛い…
「お疲れ様です。小田さん」
「須賀くんの方こそお疲れ様
これ…食べて」
「まさか!!
お弁当作ってくれたとか?」
「はい、そのまさかです
私意外と…独占欲が強いみたいで
ごめんね急に…」
まわりの目を
心配してる割には
アピールしてて矛盾だらけだけど…
「帰りは?俺たぶん…
9時ごろになるけどウチで待てる?
それとも迎えに行った方がいいなら
そうするけど…」