雨音で奏でて…二人きりの世界
芽里は自然と笑顔になれる

「拓真君のお誕生日なのに
プレゼントもらうの?」

「俺へのプレゼントは
いっぱい貰ったからいい…
芽里をずっとこうしたいと想像してた
本当は泣きそうだ…」

「拓真君…大好き…です」

「だか、ら…
又、反則なんだよ」

優しいキス…が降る

激しいキスも、撫でる手も、

芽里を呼ぶハスキーな声も、

「拓真…」

「やっと呼んでくれたな…
名前、そんだけで大満足」

本音はずっとこうして居たいけど


拓真のプレゼントを買いに
出かける準備をして

市街のデパートまで車を走らせた…
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