雨音で奏でて…二人きりの世界
芽里は…断ったんだけど

拓真の気がすまないから…と

お詫びの品を購入する事になりました

「芽里…何でも言ってくれ
本当に振られるかと思ってた…
なのにいい女だ!
せめてもの気持ちだから
それに親父や母さんも…」

「うん…ありがとうね。
でも、今直ぐに欲しいもの無いの
それにご両親に何?」

「芽里を裏切ったら…
タダじゃおかないぞって…な
すんげぇ〜芽里を気に入ってるんだ
だから…本当にありがとう芽里」

「なんか…照れちゃうね。
私も拓真のご両親大好き!
ウチの中…いつも寂しくて暗かったの
拓真のお家は…きっといつも
温かくて優しい匂いがするよね」

「芽里…いつでも親父や母さんに
会ってやってよ
本当はもっと会いたいって言われてる
でも…俺がふたりでいたいから
知らん顔してる」

芽里は幸せだ!

拓真はもっと幸せだ!!
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